へん‐い【偏倚/偏依】
[名](スル) 1 一方へかたよること。「其の一方に—するが如きことあらず」〈陸羯南・国民論派〉 2 数値・位置・方向などの一定基準や平均値などのかたより。偏差。
まる‐ひ【丸秘】
秘密書類であることを示す㊙のしるし。転じて、秘密にすべきこと。また、そのもの。「文書を—に扱う」「—情報」
み‐およ・ぶ【見及ぶ】
[動バ四] 1 見ることができる。目に入る。「ただおろおろ—・びし物どもは、水鏡といふにや」〈増鏡・序〉 2 見て知る。「十兵衛、今に妻のなきことを—・び」〈浮・武家義理・一〉
み‐あさ・む【見浅む】
[動マ四]見てびっくりする。見て意外だと思う。「隣里の人も—・み、いみじきことにうらやみけり」〈宇治拾遺・三〉
みかづき‐こ【三日月湖】
三日月形の河跡湖(かせきこ)。牛角湖。
まゆ‐ごもり【繭籠もり】
1 ⇒コクーニング 2 蚕が繭の中にこもること。転じて、少女などが家の中にこもっているたとえ。まよごもり。「この事のわづらはしさにこそ、—も心苦しう思ひきこゆれ」〈源・常夏〉
み‐ごと【見事/美事】
《が原義。「美事」は当て字》
[形動][文][ナリ] 1 すばらしいさま。りっぱなさま。「バラが—に咲く」「—な床柱」 2 巧みなさま。あざやか。「予想が—に的中した」「—な腕前」 3 (反...
マリゴ【Marigot】
西インド諸島東部、セントマーチン島北部を占めるフランス海外準県サンマルタンの町。同島西部、マリゴ湾と潟湖(せきこ)を隔てる砂州の付け根に位置し、準県政庁が置かれる。天然の良港であり、北側の高台に...
まめ・し【忠実し】
[形シク]まめである。誠実である。勤勉である。「人がらも—・しく、いとねんごろに思ひきこえ給へれば」〈増鏡・草枕〉
まつかわ‐うら【松川浦】
福島県北東部にある潟湖(せきこ)。長さ7キロメートル、幅1.5キロメートル、水深5.5メートル。太平洋岸にあり、ノリの養殖が行われる。潮干狩り・釣り・海水浴などでにぎわう。風景美を誇り、県立自然...