き‐ざし【気ざし】
気持ち。気ごころ。「その愁然として眼付のうちになさけを含め…吾仏とあおぎ敬う—を現わしていた」〈二葉亭訳・あひゞき〉
き‐ざ・す【兆す/萌す】
[動サ五(四)] 1 草木が芽を出す。芽生える。「新芽が—・す」 2 物事が起ころうとしている気配がある。心の中にある感情や考えなどが生まれる。「日射しに秋の色が—・す」「淡い恋心が—・す」 [...
きざっ‐たらし・い【気障ったらしい】
[形]いかにもきざな感じである。「—・いことを言う」
きざっ‐ぽ・い【気障っぽい】
[形]いかにもきざな感じがする。「—・い台詞(せりふ)」
きざ‐はし【階/段階】
階段。きだはし。「石の—」
きざみ【刻み】
[名] 1 刻むこと。また、刻み目。「割りやすいように—を入れる」 2 短い間隔をとった規則正しい音。「時計の—が耳につく」 3 打楽器や拍子木などを間隔を短く連続して打つこと。「ドラムのシャ...
きざみ‐あし【刻み足】
小またでせわしげに歩くこと。また、その足運び。「—で忙しく歩く」
きざみ‐あらめ【刻み荒布】
アラメを煮て干し、幾枚も重ねて強く押しつけ、小口から鉋(かんな)で削った食品。
きざみ‐こ・む【刻み込む】
[動マ五(四)] 1 細かく刻んで他のものの中に入れる。「漬物に昆布を—・む」 2 文字などを彫りつける。「碑に和歌を—・む」 3 心に深く記す。「強烈な印象が脳裡に—・まれた」
きざみ‐こんぶ【刻み昆布】
コンブを干して細く刻んだ食品。糸こんぶ。