キシレン【xylene】
芳香族炭化水素の一。ベンゼンの水素二つをメチル基で置換したもの。オルト・メタ・パラの3種の異性体がある。有毒で引火性のある無色透明の油状液体。石油の改質油から抽出される。塗料・有機溶剤・合成樹脂...
キシレン‐じゅし【キシレン樹脂】
メタキシレンとホルマリンとを硫酸の存在下で加熱して得られる熱硬化性樹脂。電気絶縁材・ゴム改良材などに利用。
きしろ・う【軋ろふ】
[動ハ四]《動詞「きしる」の未然形に上代の反復・継続の助動詞「ふ」の付いた「きしらふ」の音変化》争う。せりあう。「人と—・ひそねむ心つかひ給ふな」〈源・若菜下〉
キシロカイン【Xylocaine】
リドカインを主成分とする局所麻酔薬。商標名。
キシロホン【(ドイツ)Xylophon】
「木琴」に同じ。
キシロース【xylose】
ペントースの一種。木材・わら・竹などに含まれ、甘味がある。化学式C5H10O5 木糖(もくとう)。
キシロール【xylol】
⇒キシレン
きしわだ【岸和田】
大阪府南西部の市。大阪湾に臨む。もと岡部氏の城下町。繊維・機械工業などが発達。人口19.9万(2010)。
きしわだ‐し【岸和田市】
⇒岸和田
きしわだ‐じょう【岸和田城】
岸和田市にあった城。天正13年(1585)小出秀政が入封し修築したもので、寛永17年(1640)以降岡部氏在城。千亀利(ちぎり)城。