きん‐とう【金当/緊当】
《「当金」を逆さ読みにした語》借金が約束の日時にきちんと返されること。代金などが即座に現金で渡されること。多く「ごきんとう」の形で、受け取る側の謝辞として用いられる。「こりゃ御—ぢゃわいな」〈滑...
ぐさ‐ぐさ
[副] 1 鋭い刃物などを続けざまに突き刺すさま。また、その音を表す語。「錐(きり)で—(と)穴をあける」 2 他人に何度も厳しいことを言われて、心理的な打撃を受けるさま。「彼の一言一言が胸に...
きりっ‐と
[副](スル)きちんとしてゆるみのないさま。きりりと。「—した顔つき」
こと‐うるわ・し【言美はし】
[形シク]言葉遣いがきちんとしていて、端正である。「若くかたちよき人の—・しきは忘れがたく」〈徒然・二三三〉
きちょう‐めん【几帳面】
[名]角柱の角につけた面の一。角そのものは残すように、両側に段をつけたもの。もと几帳の柱によく用いられたところからいう。 [形動][文][ナリ]細かいところまで、物事をきちんと行うさま。決ま...
きそく‐ただし・い【規則正しい】
[形][文]きそくただ・し[シク]一定のきまりに従って、物事がきちんと行われるさま。「—・い生活」「—・く並べる」
きちり
[副] 1 すきまやずれのないさま。きっちり。「—と合った蓋(ふた)」 2 整っていて、乱れのないさま。きちんと。「実に—と片付いていた」〈漱石・こゝろ〉
きっか‐と
[副]はっきりと。きちんと。「これほど—言っておいたものをぞ」〈史記抄・九〉
靴(くつ)新(あたら)しと雖(いえど)も首(くび)に加(くわ)えず
《「史記」儒林伝から》上下・貴賤の区別はきちんと守られなければならないというたとえ。
こと‐うるわ・し【事美はし】
[形シク]物事のようすがきちんとしていて、端正である。「狩衣(かりぎぬ)に青袴きたるが、いと—・しく」〈宇治拾遺・一四〉