きち‐こう【桔梗】
1 キキョウの別名。《季 秋》 2 「ききょう(桔梗)2」に同じ。
きちじ【喜知次/吉次】
フサカサゴ科の海水魚。全長約30センチ。頭部に鋭いとげを多数もち、体は鮮紅色を呈する。駿河湾以北に分布し、三陸沖や北海道岸に多い。脂肪があり、煮つけなどにする。きんき。
きち‐じ【吉事】
めでたい事柄。縁起のよい事柄。きつじ。⇔凶事(きょうじ)。
きち‐じつ【吉日】
縁起のよい日。祝い事など、何か事をするのによいとされる日。きちにち。きつじつ。「思い立ったが—」⇔凶日(きょうじつ)。 [補説]呉音「きち」と漢音「じつ」の混ぜ読みで、新しい形。「きちにち」「き...
きち‐じょう【吉上】
1 この上もなく吉であること。上吉。大吉。 2 (「吉祥」とも書く)六衛府の下役。禁裏各門の警衛に当たった。黄仕丁(きじちょう)。
きち‐じょう【吉祥】
めでたい兆し。吉兆。きっしょう。
きちじょう‐か【吉祥果】
鬼子母神が手に持つ魔除(まよ)けの果実。ふつうザクロとされる。
きちじょう‐けか【吉祥悔過】
正月に、吉祥天を本尊として最勝王経を読み、罪過を懺悔(さんげ)するとともにその年の五穀豊穣を祈願する法会。
きちじょう‐こんごう【吉祥金剛】
密教で、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の称。
きちじょう‐じ【吉祥寺】
東京都文京区本駒込にある曹洞宗の寺。山号は諏訪山。長禄2年(1458)太田道灌が江戸城和田倉門内に創建。開山は青巌周陽。天正18年(1590)徳川家康の入城で、神田駿河台に移り、さらに明暦3年...