き‐に‐いり【気に入り】
(多く「おきにいり」の形で)好みに合うこと。好ましく思うこと。また、その人や物。「社長のお—」「お—の店」
気(き)に入(い)・る
1 好みに合う。 2 他人の機嫌をとる。「色々お—・りて、すかし給へども」〈浮・好色盛衰記〉
気(き)に掛(か)か・る
心にかかって離れず、心配である。
気(き)に掛(か)・ける
心にとめて考える。心配する。
キニク‐がくは【キニク学派】
《犬のような、の意のギリシャ語kynikosから》アンティステネスを祖とする古代ギリシャ哲学の一派。シノペのディオゲネスにみられるように禁欲的な自足生活を送り、習俗無視・反文明の思想を実践した。...
気(き)に食(く)わ◦ない
不満である。気にいらない。
気(き)に障(さ)・える
⇒障える2
気(き)に障(さわ)・る
いやな気持ちを起こさせる。感情を害する。「—・る物の言い方をする」
機(き)に乗(じょう)・じる
好都合な状況や時期をうまく利用する。「—・じて攻め込む」
気(き)に◦する
心にとめて不安に思う。心配する。「人がなんと言おうと—◦するな」