き‐ばな【木花/樹華】
樹氷。《季 冬》
き‐ばな【木鼻】
社寺建築で、頭貫(かしらぬき)・肘木(ひじき)・虹梁(こうりょう)などの端が柱の外側に突出した部分。握り拳や象・獅子などにかたどった彫刻などが施される。大仏様・禅宗様建築にみられる。
き‐ばな【黄花】
黄色の花。また、花が黄色の植物。
きばな‐うつぎ【黄花空木】
スイカズラ科の落葉低木。日本特産で、東北・関東地方の山地に自生。葉は長楕円形で、対生する。初夏、ウコンウツギに似た黄色の花が咲くが、花柄はない。実は秋に熟し、二つに裂けて翼のある種子を出す。《季 夏》
きばな‐コスモス【黄花コスモス】
キク科の多年草または一年草。高さ40〜60センチ。コスモスに似るが、夏、濃い黄色い花を開く。メキシコ原産。
きばな‐しゃくなげ【黄花石南花】
ツツジ科の常緑低木。本州中部以北の高山に生える。茎は地をはい、枝は上を向く。葉は長楕円形で、枝先に輪状につく。夏、黄色の漏斗状の花を数個つける。