き‐へき【奇癖/奇僻】
奇妙なくせ。珍しいくせ。
き‐へな・る【来隔る】
[動ラ四]来て隔たりができる。一説に、障害となって間が隔たる意とも。「あしひきの山—・りて玉桙(たまほこ)の道の遠けば」〈万・三九六九〉
き‐へん【木偏】
漢字の偏の一。「松」「梅」などの「木」の称。
き‐へん【机辺】
机のあたり。「—の友とする書」
き‐へん【欺騙】
⇒ぎへん(欺騙)
き‐へん【機変】
1 時機に応じ変化すること。「世の事変は活物にて容易に其—を前知す可らず」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 機略。策略。「正直一偏で少しも—を用うることが御座いません」〈鉄腸・花間鶯〉
き‐へん【貴辺】
[代]二人称の人代名詞。相手を敬って呼ぶ語。貴殿。御辺(ごへん)。「主上を始め丸(まろ)も—も父ならずや」〈浄・用明天王〉