きょう‐き【凶器/兇器】
人を殺傷するために用いられる道具。また、人を殺傷したときに用いられた道具。刀剣・銃・棒など。
きょう‐き【狂気】
気が狂っていること。また、異常をきたした精神状態。「—の沙汰」
きょう‐き【狂喜】
[名](スル)異常なまでに喜ぶこと。「合格通知に—する」「—乱舞」
きょう‐き【侠気】
弱い者を助けようとする気性。おとこぎ。「—に富んだ人」
きょう‐き【狭軌】
鉄道線路の軌間が標準軌間より狭いもの。JRでは新幹線を除くほとんどの在来線に使用し、1067ミリのものが多い。→広軌
きょう‐き【強記/彊記】
[名](スル)記憶力がすぐれていること。また、よく記憶すること。「博覧—」「牡牛は驢馬の忠告を—し」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉
きょう‐き【慶喜】
仏語。喜ぶこと。特に、他力の信心を得て、往生が定まったことを喜ぶこと。
きょう‐き【競起】
[名](スル)二つ以上の物事が、先を争うように起こること。「外寇内患一時に—し」〈染崎延房・近世紀聞〉
きょう‐き【驚起】
[名](スル)おどろいて起きること。「警鐘の声のみを以て、充分に彼等を—せしむる能わざるを憂いしが」〈竜渓・経国美談〉
きょう‐き【驚悸】
[名](スル)驚いて胸がどきどきすること。「元来彼は死と云うと、病的に—する種類の人間で」〈芥川・枯野抄〉