きり‐おこ・す【切(り)起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 荒れ地を開墾する。「河原を—・して畑にする」 2 切って取り出す。また、切って運び出す。「雪の板を二尺平方ぐらいに—・し」〈康成・雪国〉
きり‐おとし【切(り)落(と)し】
1 切り落とすこと。また、切り落としたもの。 2 肉や魚などを切り分ける際にできる、半端で形のそろわない部分。 3 江戸時代の歌舞伎劇場で、平土間の最前列の大衆席。文化年間(1804〜1818)...
きりおとし‐ぐち【切(り)落(と)し口】
荷物の上げ下ろしができるように、倉庫などの2階の床に作った開口部。
きり‐おと・す【切(り)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 物の一部を切って本体から離す。「パンの耳を—・す」 2 堤防の一部を壊して、水を流す。「堤防を—・す」 3 つるしてある幕の上部をはずして一気に下へ落とす。切って落とす。
きり‐おろ・す【切(り)下ろす/斬(り)下ろす】
[動サ五(四)]上から下へ切る。「ふりかざした刀で、一気に—・す」
きり‐かえ【切(り)替え/切(り)換え】
1 切りかえること。「頭の—が速い」「ギアの—」 2 洋裁で、切り込みを入れて、別布や共布を接(は)ぎ合わせること。 3 「切り替え畑(ばた)」の略。
きり‐かえし【切(り)返し】
1 切りかかってきた相手に逆に切りつけること。また、相手の攻撃にすばやく反撃すること。 2 批判に反論したり、自分に向けられた質問などにうまく答えたりすること。 3 剣道で、正面打ちと左右の横面...
きり‐かえ・す【切(り)返す】
[動サ五(四)] 1 切りかかってきた相手に逆に切りつける。「敵の刀を払ってすばやく—・す」 2 言論による批判や攻撃などにすばやく言い返す。自分に向けられた話に対し適切に応じて会話を進める。「...
きりかえ‐せん【切(り)替え線】
洋裁で、切り替え2でできる縫い目の線。
きりかえ‐ばた【切(り)替え畑】
1 森林・原野を切り開いて畑作をし、地力が衰えると森林や原野に戻すことを繰り返す耕作法。また、その畑。 2 ⇒焼き畑(はた)