はご‐いた【羽子板】
羽根突きに使う長方形の板。桐(きり)・杉などを用い、絵を描いたり、押し絵をつけたりする。遊戯用のほか飾り用ともする。《季 新年》「—の重きが嬉し突かで立つ/かな女」
ばく‐ばく
[副](スル) 1 しまりがないさま。衣服などが大きすぎて合わないさま。 2 タバコをしきりに吹かすさま。 3 盛んに物を食べるさま。ぱくぱく。「ドーナツを—食べる」 4 心臓の鼓動が激しいさま...
ばさっ‐と
[副] 1 広がりのあるものが落ちたりかぶさったりして立てる音を表す語。ばさりと。「投網を—広げる」 2 物を思いきりよく切る音や、そのさまを表す語。ばさりと。ばっさりと。「枝を—切る」
はく‐じゃく【薄弱】
[名・形動] 1 意志や体力などが弱いこと。また、そのさま。「意志が—だ」 2 あいまいではっきりしないこと。また、そのさま。「—な論拠」 [派生]はくじゃくさ[名]
はした【端】
[名・形動] 1 計算の結果、ちょうどきりのよい数量を基準にしたときに現れる過不足の数量。「—が出る」「—を切り捨てる」 2 「端金(はしたがね)」の略。「手切れの—にはあらざりけんを」〈一葉・...
ばく‐ぜん【漠然】
[ト・タル][文][形動タリ]ぼんやりとして、はっきりしないさま。広くてはてしのないさま。「—とした不安を抱く」「—たる平原」
ばく【漠】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 はてしなく広々としているさま。「—たる荒野」 2 とりとめがなくはっきりしないさま。「—とした不安」
はずかしめられるキリスト【辱められるキリスト】
《原題、(ドイツ)Die Verspottung Christi》⇒嘲笑されるキリスト
はか‐な・い【果無い/果敢無い/儚い】
[形][文]はかな・し[ク] 1 束の間であっけないさま。むなしく消えていくさま。「—・い命」「—・い恋」 2 不確実であったり見込みがなかったりして、頼りにならないさま。「—・い望み」 3 め...
はかばか‐し・い【捗捗しい/果果しい】
[形][文]はかばか・し[シク] 1 物事が望ましい方向へ進むさま。順調に進むさま。多く打消しの語を伴って用いる。「工事の進みぐあいが—・くない」「回復が—・くない」 2 際立っている。はっきり...