ばん‐じょう【万丈】
《1丈の万倍の意》 1 非常に高いこと。また、非常に深いこと。「黄塵(こうじん)—」「波瀾(はらん)—の生涯」 2 きわめて意気が盛んなことのたとえ。「—の気を吐く」
ばん‐ぜん【万全】
[名・形動]少しも手落ちのないこと。きわめて完全なこと。また、そのさま。「—を期する」「—な(の)備え」「—な(の)注意を払う」
ばん‐り【万里】
《1万里の意》非常に遠い距離。きわめて遠いこと。「—のかなた」
パラコート【paraquat】
除草剤の一。成分はジメチルビピリジニウム二塩化物。接触すると茎・葉は1、2日で枯れる。きわめて毒性が強く、人間では致死性が高いうえ解毒剤はない。もと商標名。
ひか‐すいそ【砒化水素】
砒素化合物に発生期状態の水素が作用して生じる無色のきわめて有毒な気体。化学式AsH3 アルシン。水素化砒素。
ひき‐ひと【低人/侏儒/矬】
背丈のきわめて低い人。ひきと。ひきうど。「おほきに—、俳優(わざをぎ)を進めて、みだりがはしきの楽をなし」〈武烈紀〉
ひ‐さく【秘賾】
秘奥な事柄。きわめて奥深い真理。
ひさん‐なまり【砒酸鉛】
砒酸の鉛塩。オルト砒酸鉛Pb3(AsO4)2・メタ砒酸鉛Pb(AsO3)2・ピロ砒酸鉛Pb2As2O7のほか、砒酸水素鉛PbHAsO4と砒酸二水素鉛Pb(H2AsO4)があり、いずれも無色の粉末...
ひし‐がに【菱蟹】
ヒシガニ科の甲殻類。海底にすみ、甲幅約5センチ。甲は菱形で表面の凹凸が著しく、はさみ脚がきわめて長い。本州中部以南に分布。
ひっそり‐かん【ひっそり閑】
[副]《「ひっそり」に同意の「閑」を重ねた語》きわめてひっそりとしているさま。「家の中は—として物音一つしない」