きんか‐ちょう【錦華鳥/錦花鳥】
カエデチョウ科の鳥。全長約10センチ。くちばしが太く赤く、頭から背にかけて灰色。雄はほおが橙(だいだい)色、胸に黒白の横縞がある。オーストラリアの原産。飼い鳥とされ、日本には明治時代から輸入。
きんか‐とう【金花糖/金華糖】
白砂糖を水で溶いて練り、鯛(たい)や野菜などをかたどった木型に流し入れて固め、表面を彩色した菓子。祝い事などに用いられる。有平糖をまねて作られたものとされる。
きんかふ【琴歌譜】
平安初期の歌謡譜本。1巻。編者未詳。万葉仮名で書かれた22首の歌詞と、その歌い方や和琴の弾き方などを示す。
きん‐かぶ【菌株】
ある単一の菌類や微生物を分離培養したもの。
きんかほんい‐せいど【金貨本位制度】
金本位制度の一。金貨が実際に流通し、その鋳造と鋳(い)つぶし、また輸出入が自由で、他の通貨との固定比率による兌換(だかん)が保証されている制度。
きん‐かめむし【金椿象/金亀虫】
カメムシ科キンカメムシ亜科の昆虫の総称。熱帯を中心に広く分布し、緑・赤・紫などの金属光沢のある色をしたものが多い。植物の汁を吸う。
きん‐からかみ【金唐紙】
壁紙用の高級和紙の一。金箔(きんぱく)や錫(すず)箔を貼った和紙を湿らせて版木(模様の型)に当て、ブラシでたたいて模様を浮き出させたのち、漆(うるし)・ワニスをかけて光沢を出す。金唐革紙(きんか...
きん‐からかわ【金唐革】
唐草や花鳥などの模様に金泥を塗った装飾革。または、その模造品。袋物やタバコ入れなどに用いた。
きんからかわ‐し【金唐革紙】
⇒金唐紙
きん‐かん【近刊】
近いうちに出版されること。最近出版されたこと。また、その書物。