きんざん‐じ【金山寺】
岡山市北区金山寺にある天台宗の寺。山号は銘金山、院号は遍照院。孝謙天皇のときの建立と伝え、天正3年(1575)円智が復興。近世、岡山藩主池田光政の寺院整理政策に公然と抵抗したことで有名。平安末...
きんざんじ‐みそ【径山寺味噌/金山寺味噌】
煎(い)った大豆と大麦の麹(こうじ)をまぜて塩を加え、刻んだなすや瓜・しょうがなどを入れて熟成させたなめ味噌。和歌山県湯浅の名物。径山寺から製法が伝わったという。
きん‐し【近思】
自分の身近なところから考えていくこと。
きん‐し【近視】
平行光線が網膜の前方で像を結ぶため、遠い所がよく見えない状態。また、その目。水晶体の屈折力が強すぎるか、網膜までの距離が長すぎるために起こる。凹レンズで矯正。ちかめ。近眼。近視眼。⇔遠視。
きんし【金史】
中国二十四史の一。金の歴史を記した書。元の脱脱(托克托(トクト))らの撰。1344年成立。本紀19、志39、表4、列伝73の全135巻。
きん‐し【金糸】
1 金色の糸。 2 金箔(きんぱく)を和紙にはりつけ細く切って縒(よ)ったり、金箔を細く切って絹糸などの周囲に縒りつけたりしたもの。金襴(きんらん)などの織物や刺繍(ししゅう)などの装飾用とする...
きん‐し【金紙】
1 「きんがみ(金紙)1」に同じ。 2 「金札(きんさつ)4」に同じ。
きん‐し【金紫】
金印と紫綬(しじゅ)。また、それを身につけるような高位・高官。
きん‐し【金鵄】
金色のトビ。神武天皇が長髄彦(ながすねひこ)を征伐したとき、弓の先に止まり、味方を勝利に導いたという。
きん‐し【菌糸】
菌類の栄養体を構成する糸状の細胞列。環境条件がよければ分枝と結合を限りなく繰り返し、種によって子実体(しじつたい)や菌核を形成する。