ほろろを打(う)・つ
キジやヤマドリなどが鳴いて羽ばたきする。ほろろを掛く。「きぎす鳴く春の大野を見渡せば早蕨(さわらび)あさりほろろうつなり」〈為忠集〉
ほととぎす‐がい【杜鵑貝】
イガイ科の二枚貝。潮間帯などの細砂泥底に群生。殻は長卵形で、殻長約3センチ。殻表は黒紫色から黄緑色をし、ホトトギスの羽色を思わせる。
ほほ・む【含む】
[動マ四]花がつぼみのままでいる。ふふむ。〈新撰字鏡〉 [動マ下二]ふくむようにする。ふくめる。「ほととぎす鳴かぬ嘆きの杜(もり)に来ていとども声を—・めつるかな」〈散木集・二〉
ほととぎす
(ホトトギス)俳句雑誌。明治30年(1897)松山で創刊。正岡子規主宰。翌年東京に移して高浜虚子が編集。日本派の機関誌として、写生を主唱し、近代俳壇に大きな影響を与えた。現在も続刊。 (不如...
ほぞん‐かけたか
[副]ホトトギスの鳴き声を表す語。
ふ・る【旧る】
[動ラ上二] 1 古くなる。年をへて古びる。昔と今とすっかり変わる。「あをによし奈良の都は—・りぬれどもとほととぎす鳴かずあらなくに」〈万・三九一九〉 2 年をとる。「—・りにし嫗(おみな)にし...
ブラナ‐の‐とう【ブラナの塔】
《Bashnya Burana/Башня Бурана》キルギス北部の町トクマク近郊にある尖塔(ミナレット)。首都ビシュケクの東約80キロメートルに位置し、かつてカラハン朝、カラキタイ(西遼)...
ビンデル【Binder/Биндэр】
モンゴル北東部、ヘンティ県の村。オノン川沿いに位置する。チンギス=ハンの生誕地とされる。13世紀初頭、テムジンがハンの位に推挙されたクリルタイと呼ばれる諸部族の合議の場が聖地になっている。郊外に...
ひた‐なき【直泣き/直鳴き】
1 (直泣き)ひたすら泣くこと。「—に泣く泣くいつのまにか寝たりと覚し」〈鏡花・竜潭譚〉 2 (直鳴き)鳥などがひたすら鳴くこと。「雉子(きぎす)のあるか—に鳴くを聞けば」〈いそのはな〉
ビンジ【binge】
過度に、または極端に物事をすること。特に、大食いをすること。大酒を飲むこと。また、酒を飲んで大騒ぎすること。