ぎょう‐ぎ【行儀】
1 礼儀の面からみた立ち居振る舞い。また、その作法・規則。「—よく座る」「—が悪い」 2 しわざ。行状。「悉皆(しっかい)盗人の—か」〈浄・大経師〉 3 仏語。行事の儀式のやり方。
ぎょう‐ぎ【凝議】
[名](スル)熱心に相談を重ねること。「鳩首(きゅうしゅ)—」「額をあつめて、何か—していた外交員の連中は」〈宮島資夫・金〉
ぎょうぎ‐あられ【行儀霰】
小紋染めの文様の名。霰の図柄が規則正しく並んでいるもの。
ぎょうぎ‐さほう【行儀作法】
立ち居振る舞いのしかた。
ぎょうぎ‐しば【行儀芝】
イネ科の多年草。草地や海岸に群生し、高さ10〜25センチ。茎は地をはい、節から根を出す。初夏、数本の緑紫色の穂をつける。
ぎょうぎ‐ただし・い【行儀正しい】
[形][文]ぎゃうぎただ・し[シク]行儀をよく守っているさま。行儀がよい。「—・く座る」
ぎょうぎ‐づよ・い【行儀強い】
[形][文]ぎゃうぎづよ・し[ク]《近世語》行儀がよい。行儀正しい。「—・く義理も情も知ったる人」〈浄・油地獄〉
ぎょうぎょう‐し【仰仰子/行行子】
《その鳴き声から》オオヨシキリの別名。《季 夏》
ぎょうぎょう‐し・い【仰仰しい】
[形][文]ぎゃうぎゃう・し[シク]大げさである。「—・く飾りたてる」「—・いあいさつ」 [補説]「仰仰」は近世以降の当て字で、室町時代の表記からみると、「業業(げふげふ)」「凝凝(ぎょうぎょう...
ぎょう‐くらべ【行比べ】
仏道修行で得た力を比べ合うこと。「いで—致すべし」〈松の葉・四〉