ぎん‐づかい【銀遣い】
江戸時代、商品の価格を銀の量目(りょうめ)(貫・匁・分)で表し、銀貨を本位に商取引をしたこと。大坂を中心に行われた。
ぎん‐づくり【銀作り】
銀または銀色の金属で飾って作ること。また、そのもの。しろがね作り。
ぎん‐てき【銀笛】
銀色の金属で作った笛。ふつう6穴で、吹き口は平たい。
ぎん‐てん【銀点】
1標準気圧下での銀の凝固点。セ氏961.75度。国際温度目盛りの一。
ぎん‐でい【銀泥】
銀粉をにかわで溶いた顔料。書画などに用いる。白泥(びゃくでい)。
ぎん‐でんち【銀電池】
⇒酸化銀電池
ぎん‐とく【銀徳】
「金徳(きんとく)」に同じ。
ぎん‐どけい【銀時計】
1 銀側(ぎんがわ)の時計。 2 東京帝国大学を優等で卒業した者の俗称。大正7年(1918)まで、天皇から銀時計が授けられたのでいう。
ぎん‐ながし【銀流し】
1 水銀に砥粉(とのこ)をまぜ、銅などの金属にすりつけて、銀色に仕上げること。また、そのもの。「—のキセル」 2 《1がはげやすいところから》外見はよいが質の悪いもの。見かけだおし。まがいもの。...
ぎん‐なしじ【銀梨子地】
1 蒔絵(まきえ)で、銀粉を蒔いた梨子地。 2 表面を梨子地に仕上げた銀製品。