くじ‐かた【公事方】
江戸時代、勘定奉行およびその属僚のうち、司法・警察を分掌したもの。
くじかたおさだめがき【公事方御定書】
江戸幕府の法典。2巻。8代将軍徳川吉宗の命で編纂(へんさん)をはじめ、寛保2年(1742)に完成。上巻は法令81条。下巻は俗に「御定書百箇条」とよばれ、判例・取り決めなど103条を収める。
くじ‐がわ【久慈川】
福島県南部から茨城県北部を流れる川。八溝(やみぞ)山の北斜面に源を発し、南流して日立市南端で太平洋に注ぐ。長さ124キロ。農工業や都市用水に利用される。アユの釣り場としても有名。中流域の支流に袋...
く‐じき【求食】
食べ物を求めること。「叫喚—の声啾々(しうしう)として」〈太平記・一八〉
くじき【旧事紀】
平安時代の史書。10巻。著者未詳。序に蘇我馬子らの撰とあるが、大同年間(806〜810)以後、承平6年(936)以前の成立とされる。神代から推古天皇までの歴史を述べたもの。先代旧事本紀(くじほん...
くじ・く【挫く】
[動カ五(四)] 1 手足の関節などに無理な力が加わって、関節やその周りを痛める。捻挫(ねんざ)する。「足を—・く」 2 勢いをそぎ、弱らせる。おさえる。「弱きを助け強きを—・く」「出鼻を—・...
くじ・ける【挫ける】
[動カ下一][文]くじ・く[カ下二] 1 手足の関節に無理な力が加わって、関節やその周りを痛める。捻挫(ねんざ)する。「足が—・ける」 2 勢いや意欲がそがれる。「気持ちが—・ける」
くじこんげん【公事根源】
室町中期の有職故実書。1巻。一条兼良(いちじょうかねら)著。応永30年(1423)ころ成立。宮中における一年間の公事や儀式の起源・沿革を述べたもの。
くじ‐ごしんぼう【九字護身法】
九字を切って身を守る法。
くじざいにん【鬮罪人】
狂言。祇園会の山鉾(やまぼこ)に、鬼が罪人を責める場面を出すことになり、くじで役割を決めるが、鬼を引いた太郎冠者が罪人役の主人をたたく。