くじき【旧事紀】
平安時代の史書。10巻。著者未詳。序に蘇我馬子らの撰とあるが、大同年間(806〜810)以後、承平6年(936)以前の成立とされる。神代から推古天皇までの歴史を述べたもの。先代旧事本紀(くじほん...
きんぽう‐げ【金鳳花/毛茛】
1 キンポウゲ科の双子葉植物の総称。約2500種が北半球の温帯・寒帯に分布。一年草または多年草で、まれに低木。葉は三出複葉あるいは手のひら状に切れ込む単葉。花は、萼(がく)が花びら状となるものも...
くじざいにん【鬮罪人】
狂言。祇園会の山鉾(やまぼこ)に、鬼が罪人を責める場面を出すことになり、くじで役割を決めるが、鬼を引いた太郎冠者が罪人役の主人をたたく。
くじ・ける【挫ける】
[動カ下一][文]くじ・く[カ下二] 1 手足の関節に無理な力が加わって、関節やその周りを痛める。捻挫(ねんざ)する。「足が—・ける」 2 勢いや意欲がそがれる。「気持ちが—・ける」
くじ・く【挫く】
[動カ五(四)] 1 手足の関節などに無理な力が加わって、関節やその周りを痛める。捻挫(ねんざ)する。「足を—・く」 2 勢いをそぎ、弱らせる。おさえる。「弱きを助け強きを—・く」「出鼻を—・...
くおん‐じつじょう【久遠実成】
仏語。法華経(ほけきょう)思想の一。釈迦仏がこの世に生まれたのは仮の姿にすぎず、永遠の昔に悟りを開き成仏して限りない時間を人々の教化に尽くしてきたと説くもの。久成正覚(くじょうしょうがく)。
きょっ‐き【旭旗】
「旭日旗(きょくじつき)」に同じ。
きゅう‐じ【旧事】
昔のこと。古い事柄。くじ。「—に属すること」
ぎゅう‐じょ【牛女】
牽牛星(けんぎゅうせい)と織女星(しょくじょせい)。《季 秋》
きゅう‐じ【旧辞】
1 古い記録。 2 日本古代の口承された神話・伝説を記録したもの。古事記編纂(へんさん)の主要な資料。また、日本書紀の編纂にも利用された。本辞(ほんじ)。くじ。→帝紀(ていき)