下手(へた)の横好(よこず)き
下手なくせに、その物事をむやみに好み、熱心なこと。
はやうち‐かた【早打ち肩】
急に肩が充血して激痛を感じ、動悸(どうき)が高まり人事不省になる病気。うちかた。はやかた。「病人のくせに長湯をするからだ。…それこそ—だあ」〈滑・浮世風呂・前〉
へっ‐ぴり【屁っ放り】
《「へひり」の促音添加》 1 屁をひること。また、その人。 2 つまらぬ奴。人をののしっていう語。「どいつらも—のくせに」〈滑・八笑人・二〉
ひよ‐こ【雛】
1 卵からかえって間のない鳥。特に、鶏のひな。ひよっこ。 2 まだ一人前でない者。幼稚・未熟な者。ひよっこ。「—のくせに生意気な口をきくな」
はな‐たらし【洟垂らし】
1 いつも鼻水を垂らしていること。また、そのような子供。はなたれ。 2 年若く経験の乏しい者などをあざけっていう語。はなたれ。「—のくせに利いた風なことを言うな」
ぞ‐い
[連語]《終助詞「ぞ」+終助詞「い」。近世語》活用語の終止形に付いて、単独の「ぞ」よりいくぶん柔らかい、聞き手への働きかけの気持ちを表す。終助詞「な」「なあ」「の」などを伴うこともある。「膽玉(...
とく‐せん【得選】
1 《采女(うねめ)の中から選ばれた者の意》御厨子所(みずしどころ)の女官で、食膳および雑事に従事した女房。とくせに。 2 律令制で、考課の対象となる官職。
ちんぴら
1 まだ一人前でないのに大人ぶったり、大物らしく気取ったりする者を、あざけっていう語。「—のくせに生意気を言うな」 2 不良少年少女。また、やくざなどの下っ端。「町の—」
とくせん‐こ【得選子】
得選1を親しんで呼ぶ語。とくせにこ。「—が閨(ねや)なる」〈神楽・得選子〉
はすは‐もの【蓮葉者】
浮気で軽はずみな人。「女子(をなご)のくせに—」〈伎・名歌徳〉