くにぶり‐の‐まい【国風舞/風俗舞】
「ふぞくまい(風俗舞)」に同じ。
くに‐へ【国方/国辺】
《「くにべ」とも》国の辺り。故郷の方。国。地方。「海原(うなはら)に霞たなびき鶴(たづ)が音の悲しき夕は—し思ほゆ」〈万・四三九九〉
くに‐まぎ【国覓ぎ】
住むのに適したよい土地を探し求めること。「山川を岩根さくみて踏み通り—しつつ」〈万・四四六五〉
くに‐ます【国鱒】
サケ目サケ科に属する淡水魚。田沢湖の固有種で、昭和10年(1935)には約9万匹の漁獲量があった。昭和15年(1940)に電源開発や農業利用のため、付近を流れる玉川から強酸性の水が引き込まれたこ...
くに‐まつり【国祭】
京都の賀茂神社の本祭。陰暦4月の吉日に行われた。賀茂神社は山城国の地主神であるところからいう。
くに‐み【国見】
天皇や地方の長(おさ)が高い所に登って、国の地勢、景色や人民の生活状態を望み見ること。もと春の農耕儀礼で、1年の農事を始めるにあたって農耕に適した地を探し、秋の豊穣を予祝したもの。「天の香具山登...
くに‐みたま【国御魂】
国土経営にかかわる神。くにたまの神。
くにみ‐だけ【国見岳】
熊本県・宮崎県の県境にある山。九州のほぼ中央、九州山地北部に位置する。標高1739メートルで、同山地および熊本県の最高峰。緑川・川辺(かわべ)川(熊本県)・耳川(宮崎県)などの分水界。南にある小...
くに‐めつけ【国目付】
江戸時代、主に幼少で家督をついだ大名の領国に、国政監視のために幕府から派遣された役人。
くに‐もち【国持】
1 「国持衆」の略。 2 「国持大名」の略。