くにもち‐しゅう【国持衆】
1 室町時代、将軍の一門や勲功のある譜代の大国の守護で、管領・相伴(しょうばん)衆以外の者の敬称。 2 ⇒国持大名
くにもち‐だいみょう【国持大名】
江戸時代、主に大領国を持ち、御三家に次ぐ家格を有した大名。前田・島津・伊達など18家(あるいは20家)あった。国大名。国持衆。
くに‐もと【国元/国許】
1 その人の郷里。故郷。「—の母からの便り」 2 大名の領地。本国。
くに‐もの【国者】
地方の人。また、同郷の人。「—どうしで国言葉を使うのは、もとより当然である」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
くにゃ‐くにゃ
[副](スル)「ぐにゃぐにゃ」に同じ。「からだを—(と)させて踊る」 [形動]「ぐにゃぐにゃ」に同じ。「爆風で—になった鉄骨」 [アクセント]はクニャクニャ、はクニャクニャ。
くにゃっ‐と
[副](スル)「ぐにゃっと」に同じ。「怪力で鉄格子を—曲げる」
くに‐やき【国焼(き)】
瀬戸・京都以外の窯で作られた陶磁器。特に茶入れについていう。
くに‐やく【国役】
1 平安末期、国司がその国内に限って課した租税・諸役。 2 室町時代、守護の課した諸役。 3 江戸時代、幕府が一定の国に限って臨時に賦課した税。
くにやく‐かた【国役方】
⇒国役掛(くにやくがかり)
くにやく‐がかり【国役掛】
江戸幕府勘定所の一分掌。勘定衆の任務で、国役金の割賦・徴収事務をつかさどった。国役方。