くに‐づくし【国尽(く)し】
日本諸国の国の名をすべて列挙して、歌いやすいようにつづったもの。江戸時代から明治初期にかけて習字の手本とされた。
くに‐づめ【国詰め】
江戸時代、大名やその家臣が国もとで在勤すること。→江戸詰め
くに‐てがた【国手形】
《出身地を証明するものの意》江戸時代、方言・国なまりをいった語。
くに‐ところ【国所/国処】
《「くにどころ」とも》生まれ故郷。郷里。「是れ—の差別もなく、演劇さかえて奇異譚衰うる所以なり」〈逍遥・小説神髄〉
くに‐とり【国取り/国盗り】
1 国を領有すること。また、その人。国持ち。 2 他人の領国を奪うこと。
くにとり‐だいみょう【国取大名】
⇒国持大名(くにもちだいみょう)
くにとりものがたり【国盗り物語】
司馬遼太郎の長編歴史小説。戦国時代の英雄たちの姿を描く。昭和38年(1963)から昭和41年(1966)にかけて「サンデー毎日」誌に連載。単行本は「斎藤道三編」前後編、「織田信長編」前後編として...
クニドス【Knidos/Κνίδος】
小アジア地方にあった古代都市。現在のトルコ南西部、ダッチャ半島の先端部に位置する。スパルタ人が築いた植民都市に起源し、のちにドリス人六大都市の一つになった。紀元前7世紀頃から芸術と学問の中心地と...
くに‐な【国名】
平安時代、宮中の女官や僧侶などの呼び名に国の名を付けたもの。女官は父や兄・夫の任国にちなんで、また僧侶はその生国にちなんでつけられた。和泉式部(いずみしきぶ)・讃岐典侍(さぬきのすけ)の類。
くになか‐へいや【国中平野】
新潟県佐渡島のほぼ中央、大佐渡山地と小佐渡山地の間にある地溝帯平野。長さ12キロメートル、幅8キロメートル、面積150平方キロメートル。島の人口の多くがこの平野に集中する。佐渡の米どころであり、...