くみ‐はか・る【酌み量る/汲み量る】
[動ラ四]相手の心の中を推し量る。斟酌(しんしゃく)する。「深うも—・り給はぬなめりかし」〈源・鈴虫〉
くみ‐はん【組版】
活版印刷で、原稿の指定に従って、拾った活字・込め物・罫(けい)などを組み合わせて版を作ること。また、その版。植字。
くみ‐ひも【組紐】
複数の糸を組み合わせて作ったひも。組緒(くみお)。打ち紐。
くみ‐ふ【組夫】
組制の下請け企業に雇われ、親企業に派遣されて作業に従事する労働者。昭和22年(1947)職業安定法によって禁止された。
くみ‐ふ・せる【組(み)伏せる】
[動サ下一][文]くみふ・す[サ下二]相手に組みついて倒し、押さえつける。組みしく。「賊を—・せる」
くみ‐ほ・す【汲み干す/汲み乾す】
[動サ五(四)]水などを全部くんで、からにする。すっかりくみつくす。「井戸の水を—・す」
くみ‐まが・う【汲み紛ふ】
[動ハ四]入れ代わり立ち代わり水をくむ。「もののふの八十少女(やそをとめ)らが—・ふ寺井の上のかたかごの花」〈万・四一四三〉
くみ‐まち【組町】
中世末期から近世初期、いくつかの町が集まって組をつくり、町政・行事を行った自治組織。京都の町衆によるものなどが知られる。
くみ‐みず【汲み水】
1 くみ上げた水。 2 清酒の仕込みに用いる水。
くみ‐みほん【組(み)見本】
⇒見本組み