くらま‐やま【鞍馬山】
京都市北部の山。標高570メートル。中腹に鞍馬寺がある。牛若丸(源義経)が天狗(てんぐ)から武技を学んだ伝説で知られる。暗部山(くらぶやま)。
くらま‐りゅう【鞍馬流】
剣術の流派の一。 1 天正年間(1573〜1592)に、大野将監(おおのしょうげん)が創始。将監鞍馬流。 2 「鞍馬八流」の略。
クラミジア【(ラテン)Chlamydia】
クラミジア目の微生物の総称。ウイルスとリケッチアの両方に似た性質がある。宿主の細胞に寄生し、インターフェロンの産生を阻害する作用を示す。トラコーマ・オウム病の病原体などが含まれる。
クラミジア‐かんせんしょう【クラミジア感染症】
《chlamydia infection》クラミジアによる感染症。性行為により感染する。尿道炎・副睾丸(ふくこうがん)炎・前立腺炎・子宮頸管(けいかん)炎などを起こす。感染症の母親からの新生児は...
クラミドモナス【(ラテン)Chlamydomonas】
クラミドモナス属の緑藻の総称。約300種が知られ、主に淡水に、また海水や氷雪上にも生じる。単細胞で、2本の鞭毛(べんもう)で運動する。
くら・む【暗む/眩む/晦む】
[動マ五(四)] 1 暗くなる。「刻一刻と—・んで行くなかに」〈里見弴・今年竹〉 2 (「目がくらむ」の形で) ㋐強い光を受けて、一時的に目が見えなくなる。「照明に目が—・む」 ㋑過度の刺激を...
クラムガラス‐きゅうでん【クラムガラス宮殿】
《Clam-Gallasův Palác》チェコの首都プラハの中心部、旧市街にあるバロック様式の宮殿。18世紀初頭にハプスブルク大使のために建造された。正面玄関にM=ブラウンによる彫刻が施されている。
クラムザッハ【Kramsach】
オーストリア西部、チロル州の町。イン川を挟んだ対岸の町、ラッテンベルクとともに、ガラス工芸の町として知られる。ガラス技術専門学校やチロル地方の伝統的な家屋を移築した野外博物館がある。
クラムシェル【clamshell】
1 二枚貝の殻。 2 クレーンに取り付けるバケットの一。椀を向かい合わせたような形状で、下方が開閉する。掘削に用いられる。クラムシェルバケット。 3 携帯電話などの形状の一。表示部分と操作部分が...
クラム‐チャウダー【clam chowder】
洋風スープの一種で、ハマグリ(クラム)を用いたアメリカ特有のスープ。