そとば【卒塔婆/率塔婆/卒都婆】
《(梵)stūpaの音写。髪の束・頭部の意》 1 仏舎利を安置したり、供養・報恩をしたりするための建造物。インド・中国では土石や塼(せん)を積み、日本では木材を組み合わせてつくる。塔。塔婆。そと...
ソミュール‐えき【ソミュール液】
燻製(くんせい)を作る際に、食材を漬けておく塩水のこと。ピックル液をさしていうこともある。
そぼ・つ【濡つ】
《古くは「そほつ」「そほづ」》 [動タ四] 1 雨や涙などにしっとり濡れる。うるおう。「浅みにや人はおりたつ我がかたは身も—・つまで深きこひぢを」〈源・葵〉 2 雨がしとしと降る。そぼ降る。→...
そも‐や
[副]《接続詞「そも」+間投助詞「や」から》いったいまあ。「我等夫婦は—幾許(いかばかり)の恥辱を受くるならん」〈紅葉・金色夜叉〉
そと‐ぐるわ【外郭】
1 城の外周に巡らしたくるわ。がいかく。とぐるわ。→内郭(うちぐるわ) 2 外側の囲い。また、外まわりの区画。がいかく。「最後の球を打つ為に、—の線の一角に立った」〈藤村・破戒〉
ソリトン【soliton】
粒子のようにふるまう孤立した波、すなわち空間的に局在する非線形の波動。伝播(でんぱ)するときにも波形や速度を変えず、また互いに衝突しても形を変えずに通り抜ける性質をもつ。1965年に米国のN=J...
ソラリス【Solaris】
米国の旧サン‐マイクロシステムズ(現オラクル)社が開発したUNIX(ユニックス)系のオペレーティングシステム。→UNIX系OS
そら‐の‐うみ【空の海】
空を海に見立てていう語。「—に雲の波たち月の舟星の林にこぎかくる見ゆ」〈拾遺・雑上〉
そと‐そで【外袖】
1 和服の、後ろ身頃(みごろ)につく袖。後ろ袖。⇔内袖。 2 洋服で、二枚袖(二枚の布でつくる袖)のうち、外側になる部分。⇔内袖。
そで‐ふくりん【袖覆輪】
袖口がすり切れるのを防ぐために別布でくるみ縫いにしたもの。