くれ【呉】
1 中国春秋時代の呉(ご)の国。転じて、中国のこと。 2 広く、中国から伝来した事物に冠していう語。他の名詞の上に付いて複合語をつくる。「—竹」「—楽」
くれ【呉】
広島県南西部の市。もと軍港で、海軍鎮守府があった。造船業・重工業が盛ん。人口24.0万(2010)。
くれ【塊】
かたまり。多く他の名詞の下に付いて、複合語として用いられる。「土—」「石—」
くれ【暗】
1 暗いこと。また、暗く陰になっているところ。「天の原富士の柴山木(こ)の—の時ゆつりなば逢はずかもあらむ」〈万・三三五五〉 2 秩序が乱れていること。「京中おびただしき—にてぞ有りし」〈五代帝...
くれ【暮れ】
1 太陽が沈むころ。夕暮れ。また、日の暮れること。「日の—が早まる」⇔明け。 2 ある期間、特に季節の終わり。「秋の—」 3 年の終わり。年末。歳末。「—も押し詰まりまして」《季 冬》
くれ【榑】
1 切り出したままの、皮のついた材木。また、厚い板材。 2 板屋根をふくための薄い板。へぎいた。 3 丸太を製材して残った端の板。背板(せいた)。
くれ【呉】
姓氏の一。 [補説]「呉」姓の人物呉茂一(くれしげいち)呉秀三(くれしゅうぞう)
くれ【某】
[代]不定称の人代名詞。名を知らない人、また、それとは定めない人、名をわざとぼかしていう場合などに用いる。「なにの親王(みこ)、—の源氏など数へ給ひて」〈源・少女〉 [補説]「くれがし」「なにく...
くれ‐あい【暮れ合い】
日が暮れようとするころ。夕暮れ時。入相(いりあい)。「—ではあるし、亡なった姉さんの幽霊かと思った」〈鏡花・化銀杏〉
クレアチニン【creatinine】
クレアチンの代謝産物。一般に筋肉で生成され、腎臓から尿中に排泄(はいせつ)される。腎機能不全の際には血液中の濃度が上昇。