くろしお‐ぜんせん【黒潮前線】
北上する黒潮の北端が、三陸沖で、南下してくる親潮とぶつかり合う潮境帯の南縁。付近は好漁場となる。
くろしお‐ぞくりゅう【黒潮続流】
日本の本州南岸沿いを流れる黒潮の、房総半島以東の流れ。大きく蛇行しつつ、南北に冷水塊、暖水塊を形成する。
くろしお‐だいだこう【黒潮大蛇行】
日本の本州南岸を流れる黒潮が紀伊半島沖で大きく南に蛇行する現象。本州南岸との間に反時計回りに循環する冷水塊が発生し、漁業に影響を与えることが知られる。
くろしお‐はんりゅう【黒潮反流】
日本の本州南岸沿いを東方に流れる黒潮に対し、途中で分かれて南または西に向かう流れ。黒潮の本流に比べて速さは緩慢であり、秒速0.3メートル程度。黒潮の上流に向かって弧を描いて戻っていくように見える...
クロシドライト【crocidolite】
角閃石系の石綿(アスベスト)の一つ。蛇紋石系のクリソタイルに比べて発癌性(はつがんせい)が強く、平成7年(1995)から製造・輸入・使用等が禁止されている。青石綿。→アモサイト
くろ‐しぼり【黒搾り/黒絞り】
黒ごまからしぼった油。黒搾りの油。⇔白搾(しらしぼ)り。
くろ‐しま【黒島】
長崎県佐世保市にある島。九十九(くじゅうく)島最大の島で面積約4.60平方キロメートル。江戸時代よりキリスト教信仰が盛ん。
くろしま‐きょうかい【黒島教会】
⇒黒島天主堂
くろしま‐てんしゅどう【黒島天主堂】
長崎県佐世保市の黒島にある教会。明治35年(1902)、フランス人宣教師の指導のもと、信者によって建設された。国の重要文化財。黒島教会。
くろシャツ‐たい【黒シャツ隊】
《(イタリア)Camicie Nere》イタリアのファシスタ党の武装行動隊の異称。1919年、ムッソリーニが組織。黒シャツを着用した。