や‐しょく【夜食】
1 夕食後、夜遅くなってから食べる簡単な食事。《季 秋》「くろがねを打ち来て—するうから/正雄」 2 夕食のこと。ばんめし。
やすら・う【休らう/安らう】
[動ワ五(ハ四)] 1 休む。休息する。憩う。「ベンチに—・う恋人たち」 2 ためらう。躊躇(ちゅうちょ)する。「気色もなければ、しばし—・ひて帰りぬ」〈かげろふ・中〉 3 足をとめる。たたず...
ヤップ‐とう【ヤップ島】
《Yap》太平洋西部、カロリン諸島西部の島。四つの島からなり、ミクロネシア連邦に属する。中心地は東岸のコロニア。伝統的に石貨が使用されている。
や‐なみ【矢並】
箙(えびら)に差した矢の列。また、その並びぐあい。「武士(もののふ)の—つくろふ籠手(こて)の上に霰たばしる那須の篠原」〈金槐集・上〉
やま‐あり【山蟻】
膜翅(まくし)目アリ科ヤマアリ亜科の昆虫の総称。山地にすむものが多い。脚は長くて歩くのに適し、腹端に毒針をもたない。幼虫は繭を作らない。クロヤマアリ・サムライアリ・ムネアカオオアリなど。《季 夏》
やま‐きちょう【山黄蝶】
シロチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張6センチくらい。翅は雄が黄色、雌が白。前翅の先端は鉤状にとがり、各翅中央に橙色の小紋がある。本州の中部以北の山地に分布し、幼虫はクロツバラの葉を食べる。
やま‐もみじ【山紅葉】
ムクロジ科の落葉高木。本州中部以北の山地に自生。葉は手のひら状に七〜九つに裂けていて、縁にぎざぎざがあり、秋に紅葉する。花は春に咲き、紅色。
やめ【八女】
福岡県南部の市。中心の福島はもと田中氏の城下町。八女茶の産地。電照菊の栽培も盛んで、仏壇・提灯・石灯籠・和紙を特産。岩戸山古墳がある。平成18年(2006)に上陽町を、平成22年(2010)に黒...
や‐ろう【薬籠】
1 「やくろう(薬籠)」に同じ。 2 碾(ひ)き茶を入れる小箱。〈日葡〉
ゆ・う【結う】
[動ワ五(ハ四)] 1 縄やひもなどで縛る。むすぶ。「帯を—・う」 2 髪を整えて結ぶ。「桃割れを—・う」「ちょん髷(まげ)を—・う」 3 組み立てる。作る。「枕づくつま屋の内にとぐら—・ひすゑ...