クンスト【(ドイツ)Kunst】
1 技巧。 2 芸術。美術。
くん・ず【屈ず】
[動サ変]《もと「くっす」と促音で発音されたものを撥音「ん」で表記したもの》思いなやむ。気がふさぐ。心が沈む。「うち語らひて、いといたう—・じ給へり」〈源・竹河〉
くんず‐ほぐれつ【組んず解れつ】
[連語]《「くみつほぐれつ」の音変化》取っ組み合ったり離れたりして、激しく争うさま。「—の大格闘」 [補説]現代仮名遣いでは、「くんづほぐれつ」と書くこともできる。
くん・ずる【訓ずる】
[動サ変][文]くん・ず[サ変]漢字を訓で読む。訓読する。
くん・ずる【薫ずる】
[動サ変][文]くん・ず[サ変] 1 よいかおりがする。かおる。また、かおらせる。におわせる。「香を—・ずる」 2 風が若葉のかおりを送ってくる。「緑風—・ずる候」
くん・ずる【燻ずる】
[動サ変][文]くん・ず[サ変]いぶる。けむる。「庭中に—・ずる葉巻莨(シガー)の煙白く立って」〈小杉天外・はやり唄〉
くん‐せい【燻製/薫製】
魚や獣の肉を塩漬けにし、ナラ・カシ・桜など樹脂の少ない木くずをたいた煙でいぶし、乾燥させた食品。特殊の香味をもち、保存性がある。「サケの—」
くん‐せき【勲績】
てがら。功績。勲功。
くん‐せん【葷羶】
ニンニク・ニラなどのにおいの強い野菜と、生ぐさい肉。
くん‐せん【薫染】
[名](スル)《香気が他に染み込むところから》よい感化を受けること。また、与えること。「良き先輩の—をこうむる」「五年を独逸(ドイツ)に—せし学者風を喜び」〈紅葉・金色夜叉〉