ククイ【kukui】
トウダイグサ科の高木。葉は卵形で三〜七つに裂け、互生する。白色の小花が円錐状に集まって咲く。果実は球形で、種子から染料・灯用油などをとる。マレー地方の原産。
くぐい【鵠】
《「くくい」とも》白鳥(はくちょう)の古名。《季 冬》「今高往く—の音を聞きて」〈記・中〉
くくし【括し】
1 くくること。また、くくる材料。 2 「括し染め」の略。
くくし‐あ・げる【括し上げる】
[動ガ下一][文]くくしあ・ぐ[ガ下二]固くくくる。縛り上げる。「後ろ手に—・げた人の手がそれだ」〈藤村・春〉
くくし‐おび【括し帯】
くくり染め(絞り染め)の帯。
くくし‐こそで【括し小袖】
くくり染め(絞り染め)の小袖。
くくし‐ぞめ【括し染(め)】
⇒絞(しぼ)り染め
くく・す【括す】
[動サ四] 1 縛る。くくる。「女めを梯子に—・せ」〈伎・幼稚子敵討〉 2 くくり染めにする。「紅の鹿子結(かのこゆ)ひのその中に、村千鳥をここかしこに、色々に—・しける」〈仮・恨の介・下〉
ククタ【Cúcuta】
コロンビア北東部、ノルテ‐デ‐サンタンデル県の都市。ベネズエラとの国境に近い。鉄道およびパンアメリカンハイウエーが通る交通の要地。18世紀前半に建設され、1875年の大地震で全壊したが、のちに再...
くく‐たち【茎立ち】
《「くく」は茎の意》カブ、アブラナなどの野菜。また、薹(とう)のたった野菜。《季 春》「井のもとや—摘んで寺泊り/白雄」