くさ・す【腐す】
[動サ五(四)]悪意をもって悪く評する。欠点をことさらに取りあげて悪く言う。けなす。「ライバルの仕事を—・す」 [可能]くさせる
くさ‐すぎかずら【草杉蔓】
キジカクシ科の多年草。海岸に生え、茎は蔓(つる)状、葉は退化して鱗片(りんぺん)状。細い緑色の葉状をした枝に淡黄緑色の小花がつく。太い根は、砂糖漬けにして食べ、また漢方で天門冬(てんもんどう)と...
くさ‐ずもう【草相撲】
祭礼などで行う素人の相撲。また、野外で行う遊びの相撲。《季 秋》
くさ‐ずり【草摺】
1 草の葉や花を衣服にすりつけて着色すること。また、そのもの。 2 鎧(よろい)の胴の付属具。大腿部を守るために、革または鉄を連結して、ふつう五段下りにおどし下げる。下散(げさん)。垂れ。
くさずり‐なが【草摺長】
[形動ナリ]鎧(よろい)の草摺を長く垂らして着ているさま。「黒糸威(をどし)の大荒目の鎧の一枚交なるを、—にゆり下し」〈盛衰記・一五〉
くさずり‐びき【草摺引き】
曽我五郎時致と朝比奈三郎義秀が鎧(よろい)の草摺を引き合って力比べをした故事。浄瑠璃・歌舞伎などに脚色され、特に歌舞伎舞踊の長唄「正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)」が有名。
くさせんり【草千里】
熊本県、阿蘇山の中央火口丘の一。烏帽子(えぼし)岳北斜面の火口跡。草原をなし、牛馬の放牧場になっている。草千里ヶ浜。千里ヶ浜。
くさせんり‐が‐はま【草千里ヶ浜】
⇒草千里
くさ‐ぜみ【草蝉】
セミ科クサゼミ属の昆虫の総称。体長約15ミリ。ススキやチガヤなどの草にすみ、サトウキビの害虫となることがある。日本では、沖縄本島以南にイワサキクサゼミが生息する。
くさ‐そてつ【草蘇鉄】
コウヤワラビ科の多年生のシダ。山野の林中に生える。葉は根元から群がって出て長さ約1メートルになり、羽状に深く裂けている。春に出るぜんまい状の若葉は食用。雁足(がんそく)。こごみ。こごめ。