ぐしゃのよる【愚者の夜】
青野聡の小説。放浪の末帰国した日本人男性が、結婚したオランダ人女性の奔放さに翻弄される姿を描く。昭和54年(1979)発表。同年、第81回芥川賞受賞。
愚者(ぐしゃ)も千慮(せんりょ)に一得(いっとく)あり
「千慮の一得」に同じ。
ぐしゃり
[副]物がつぶれるさま。「豆腐が—とつぶれる」
ぐしゃれつでん【愚者列伝】
《原題The Dunciad》英国の詩人ポープによる擬英雄詩。1728年から1743年にかけて発表。同時代の文壇人たちを皮肉った作品。
グシュタード【Gstaad】
スイス西部、ベルン州、ベルナーオーバーラントにある町。標高1050メートル。ヨーロッパ各国の王室も訪れる高級山岳リゾートとして知られる。テニスのトーナメントであるスイスオープンの開催地。
ぐ‐しょ【具書】
中世、訴訟に際し、原告・被告が訴状・陳状のそれぞれに添えて提出した証拠書類。
ぐ‐しょ【愚書】
1 価値のない、くだらない書物。 2 自分の著書や手紙をへりくだっていう語。
ぐ‐しょう【具象】
[名](スル) 1 はっきりした姿・形を備えていること。具体。「—画」⇔抽象。 2 わかりやすく、はっきりと示すこと。「私のそういう長い不在を—するような、…思いがけない変化」〈堀辰雄・美しい村〉
ぐしょう‐てき【具象的】
[形動]直接それとわかるようなはっきりした形をもっているさま。「—な絵画」⇔抽象的。
ぐしょ‐ぐしょ
[副](スル)ひどくぬれているさま。「寝汗でパジャマが—(と)して気持ちが悪い」 [形動]に同じ。「下着まで—になる」 [アクセント]はグショグショ、はグショグショ。