けい‐すう【係数】
1 物理学で、種々の物理量間の法則を表す関係式に現れる比例定数。粘性率・膨張率など。 2 数学で、単項式のある文字に着目したときの他の部分。例えば2ax2でx2に着目したときの2aをいう。
けい‐すう【計数】
1 数をかぞえること。また、計算して得られる数値。「—に明るい」「—管理」 2 ⇒基数3
けいすう‐かへい【計数貨幣】
一定の純分と分量とを有し、一定の形状に鋳造した表面に一定の価格が表示された貨幣。数を計算するだけで、すぐに全価格を知りうるもの。→称量貨幣
けいすう‐かん【計数管】
放射線や電磁波を検出するための装置。ガイガー‐ミュラー計数管・シンチレーション計数管など。
けいすうがた‐けいさんき【計数型計算機】
⇒デジタル計算機
けいすうがた‐じどうけいさんき【計数型自動計算機】
与えられたプログラムに従い、数字による表現を用いて一連の演算を自動的に行う計算機。
けいすうがた‐でんしけいさんき【計数型電子計算機】
計数型自動計算機で、IC・LSIなどの電子部品によって構成されているもの。一般には単に電子計算機あるいはコンピューターとよばれる。デジタルコンピューター。デジタル電子計算機。
けいすう‐き【計数器】
1 ⇒数取り器 2 児童に数の基本観念を与えるために用いられる教具。くしに数十個の玉を貫いたものなど。
けい・する【刑する】
[動サ変][文]けい・す[サ変]刑罰を与える。処刑する。特に、死刑にする。「譬(たと)えば人の—・せられて頭を梟木に懸らるるや」〈逍遥・小説神髄〉
けい・する【啓する】
[動サ変][文]けい・す[サ変] 1 三后(太皇太后・皇太后・皇后)や東宮に申し上げる。言上(ごんじょう)する。→奏する 2 申し上げる。言上する。「進退に迷うて案内を—・する所なり」〈平家・七〉