け‐ざ【華座】
仏・菩薩(ぼさつ)のすわる、蓮華(れんげ)をかたどった座。蓮華座。
け‐ざいろく【毛才六】
人をののしっていう語。青二才。「や、ちょこざいな—」〈浄・油地獄〉
け‐ざけ【食酒】
食事のとき酒を飲むこと。また、その酒。「昔より—を呑むものは貧乏の花盛りといふことあり」〈浮・胸算用・五〉
けざ‐けざ
[副]《「けさけさ」とも》際だって、はっきりしているさま。はっきり。くっきり。「にぶ色の袿(うちぎ)に—と見えたる、絵にかきたるやうにめでたければ」〈浜松・四〉
け‐ざし【毛刺(し)】
刺繍(ししゅう)で、縒(よ)り糸を用いて動物の毛のように密に刺し縫いすること。
け‐ざや【毛鞘】
尻鞘(しりざや)の異称。
け‐ざやか
[形動][文][ナリ]際立っているさま。はっきりとしているさま。「女竹(めだけ)の茂みが、白壁にそうてほとんど黒く—に浮きあがっている」〈野上・秀吉と利休〉
け‐ざや・ぐ
[動ガ四]きっぱりとふるまう。はっきりさせる。「受け張りてとり放ち—・ぎ給ふべきことにもあらねば」〈源・藤袴〉