ノシ‐イランジャ【Nosy Iranja】
マダガスカル北部の島。マダガスカル島北西部の沖合に位置する。イランジャケリーとイランジャベという大小二つの島からなり、干潮時に約1.5キロメートルの砂州が現れ、2島の間を徒歩で行き来できる。ウミ...
ねん‐な・し【念無し】
[形ク] 1 無念である。残念である。「覚範一の矢を射損じて、—・く思ひなして」〈義経記・五〉 2 容易である。たやすい。「夜昼三日が間に、—・く掘り崩してけり」〈太平記・七〉 3 予想外である...
のち‐ごと【後言】
死に際の言葉。この世に言いのこす言葉。遺言。「余り強く投げられて、—もせず死ににけり」〈盛衰記・四二〉
ね・める【睨める】
[動マ下一][文]ね・む[マ下二] 1 にらむ。「眼(まなこ)を剝(む)き出し、瞤(まじろ)ぎもせでぐいと—・めしが」〈露伴・五重塔〉 2 警戒して目を付ける。また、憎しみでいきどおる。「そんな...
のじ‐の‐たまがわ【野路の玉川】
六(む)玉川の一。滋賀県草津市野路町にあった小川。萩の名所。[歌枕]「明日もこむ—萩こえて色なる波に月やどりけり」〈千載・秋上〉
のち‐の‐ひな【後の雛】
陰暦9月9日の菊の節句に飾る雛。また、8月朔日に飾る雛。春の雛祭りに対していう。秋の雛。《季 秋》「—芒(すすき)も活けてありにけり/鳴雪」
ねた・む【妬む/嫉む】
[動マ五(四)] 1 他人が自分よりすぐれている状態をうらやましく思って憎む。ねたましく思う。そねむ。「同僚の昇進を—・む」 2 男女間のことで嫉妬(しっと)する。やきもちをやく。「妻—・める気...
のもり‐の‐かがみ【野守の鏡】
《鷹(たか)狩りの途中で逃げた鷹を、野守がたまり水に映る影を見て発見したという故事から》野中の水を鏡にたとえていう語。「花のころを影にうつせば秋の夜の月も—なりけり」〈山家集・上〉
のり‐の‐かど【法の門】
《真実の悟りに至る門の意》仏の教え。法門(ほうもん)。「—に心を入れて思ふかなただうき世をば出づべかりけり」〈続後拾遺・釈教〉
のみ‐つぶ・す【飲(み)潰す】
[動サ五(四)]飲酒にふけり財産をなくしてしまう。「身上を—・す」