手(て)を付(つ)・ける
1 着手する。仕事などを始める。「行政改革に—・ける」 2 使い始める。また特に、使い込む。「定期預金に—・ける」「公金に—・ける」 3 料理などを消費する。「刺身に—・ける」 4 目下の女性な...
い・ける
[動カ下一]《行くことができる意から》 1 相当にうまくできる。「歌だけでなく、踊りも—・ける」 2 相当の量の酒が飲める。「なかなか—・ける口だ」 3 飲食物の味がよく、おいしい。いただける。...
うち‐あ・ける【打(ち)明ける】
[動カ下一][文]うちあ・く[カ下二] 1 人に知られたくない事実や秘密などを、思い切って隠さずに話す。うちあかす。「思いのたけを—・ける」 2 閉まっているものを勢いよくあける。「窓を—・ける...
ほう・ける【惚ける/耄ける/呆ける】
[動カ下一][文]ほう・く[カ下二] 1 知覚のにぶった状態になる。ぼんやりする。ぼける。「起きぬけの—・けた顔」「病み—・ける」 2 (ふつう「蓬ける」と書く)草や髪の毛などが、ほつれ乱れる。...
あい‐たい【相対】
1 当事者どうしがさし向かいで事をなすこと。「—で話をつける」 2 対等であること。対等で事を行うこと。「—よりも少し自分を卑下したお辞儀をした」〈有島・星座〉 3 合意すること。互いに納得した...
しら・む【白む】
[動マ五(四)] 1 白くなる。特に、夜が明けて空やあたりが薄明るくなる。「東の空が—・む」「半ば—・みたる髪」〈鴎外・舞姫〉 2 興がさめる。しらける。「座が—・む」 3 衰える。「晴明が土御...
ほ・ける【惚ける/呆ける】
[動カ下一][文]ほ・く[カ下二]《「ほげる」とも》 1 「ほう(惚)ける2」に同じ。「遊びに—・ける」「かの中納言は—・けて、妻にのみ従ひて」〈落窪・三〉 2 「ぼ(惚)ける2」に同じ。「夕も...
おどろ・く【驚く/愕く/駭く】
[動カ五(四)]《意識していなかった物事に、はっと気づく意が原義》 1 意外なことに出くわして、心に衝撃を受ける。びっくりする。感嘆する。「宇宙の神秘に—・く」「父の博識に—・く」 2 はっと気...
とう・ぶ【賜ぶ/給ぶ/食ぶ】
《「たまう」あるいは「たぶ」の音変化で、主として平安時代に用いた》 [動バ四] 1 「与える」「授ける」の意の尊敬語。上の人から下の人へ与える。お与えになる。くださる。「たまう」よりも与える相...
どう‐どう
[副] 1 大量の水が激しく流れる音を表す語。「—と落ちる滝」 2 波が激しく打ち寄せる音や、風が激しく吹きつける音を表す語。「—と森を吹きぬける風」 3 床板などを踏み鳴らす音を表す語。どんど...