とり‐お・く【取(り)置く】
[動カ五(四)] 1 取りのけておく。別にしておく。とっておく。「万一に備えて食料を—・く」 2 かたづける。始末する。「塗り籠めたる所に皆—・きつれば」〈堤・貝合〉 3 死体をかたづける。葬る...
から・める【絡める/搦める】
[動マ下一][文]から・む[マ下二] 1 しっかりと巻きつける。「足を—・める」 2 密接に関係づける。「人員削減を—・めた合理化案」 3 粉状のものや粘り気のあるものを全体によくつける。「団子...
ふり‐か・ける【振(り)掛ける】
[動カ下一][文]ふりか・く[カ下二] 1 上から振り散らしてかける。「胡麻(ごま)を—・ける」 2 振っておおいかける。垂らしてかぶせる。「姫君これを聞きて、髪を—・けて泣くよりほかのことなし...
ど・ける【退ける】
[動カ下一][文]ど・く[カ下二]場所をあけるために、そこにあったものを他の場所へ移す。のける。どかす。「故障車を—・ける」
がっ‐てん【合点】
[名](スル) 1 同意すること。うなずくこと。承知。がてん。「おっと—」「頸(くび)に力を入れ、しっかり—しつつ」〈宮本・伸子〉 2 理解すること。納得すること。得心。がてん。「一向に—がいか...
じゃぶ‐じゃぶ
[副] 1 水をかき回したり、水につかって歩いたりするときの音や、そのさまを表す語。ざぶざぶ。「—(と)洗濯する」「浅瀬を—(と)渡る」 2 勢いよくかけるさま。また、その音を表す語。「ソースを...
しもいちだん‐かつよう【下一段活用】
動詞の活用形式の一。語形が五十音図の「エ」段の音(または、それに「る」「れ」「よ」「ろ」のついた形)だけで語形変化するもの。「イ」段だけに語形変化する上一段活用に対していう。文語では「蹴(け)る...
ふり‐む・く【振(り)向く】
[動カ五(四)] 1 顔やからだを後方へ向ける。振り返って見る。「呼ばれて—・く」 2 その方へ注意を向ける。関心を寄せる。「安物には—・きもしない」 [動カ下二]「ふりむける」の文語形。
しち‐さん【七三】
1 物を7対3の割合で分けること。「利益は—に配分する」 2 髪の毛を左右に7分3分のところから分けること。七三分け。「髪を—に分ける」 3 歌舞伎劇場の本花道で、揚げ幕から7分、舞台から3分の...
ぬき‐しあい【抜(き)試合】
柔道・剣道などの団体対抗試合で、同一人が引き分けるか負けるかするまで、何人とでも勝負を続ける方法。勝ち抜き試合。