けん‐そ【倹素】
[名・形動]むだな出費をせず質素なこと。また、そのさま。「—な暮らし」
けん‐そ【険阻/嶮岨】
[名・形動] 1 地勢のけわしいさま。また、その所。険峻(けんしゅん)。「—な山地」 2 顔つきなどのけわしいこと。また、そのさま。「彼の細君は—な顔を彼にむけて」〈宇野浩二・苦の世界〉
けん‐そ【縑素】
白い縑(かとり)。書画をかくのに用いる。
けん‐そう【剣相】
刀剣の地肌・焼き刃・光沢などのようす。
けん‐そう【険相】
[名・形動]険悪な人相。怒りをあらわにしたけわしい顔つき。また、そのさま。「まなじりのつりあがった—な面がまえ」
けん‐そう【喧噪/喧騒/諠譟】
[名・形動]物音や人声のうるさく騒がしいこと。また、そのさま。「都会の—を離れる」「—な(の)市街」
けん‐そう【検僧】
江戸時代、葬式のとき、死者の髪剃(こうぞ)りをするため立ち合った僧。その死体に異状を認めたときは葬式を差し止めることができた。
けん‐そう【献奏】
[名](スル)神仏の前で楽曲を演奏し奉納すること。「神楽を—する」 [補説]「故人の好きであった曲を献奏する」のように、亡くなった人の冥福を祈って霊前で楽曲を演奏することをもいう。
けん‐そう【顕証】
[名・形動ナリ]《「そう」は「しょう」の直音表記》「けんしょう(顕証)」に同じ。「道—ならぬ先にと、夜深う出でしかば」〈更級〉
けんそう【検層】
地質調査などで、掘削したボーリング孔や坑井にさまざまな測定機器を挿入し、地中の物理的・化学的・地学的性状を連続的に調査すること。