けん‐けん【蹇蹇/謇謇】
[形動タリ] 1 忠義を尽くすさま。 2 悩み苦しむさま。
けん‐けん【涓涓】
[ト・タル][文][形動タリ]水が細く流れるさま。「—として清水が湧き流れる」
けん‐けん【眷眷/睠睠】
[ト・タル][文][形動タリ]しきりに心がひかれるさま。ひたすら恋い慕うさま。「—として慕える念をば」〈逍遥・小説神髄〉
けん‐けん【喧喧】
[ト・タル][文][形動タリ]やかましいさま。がやがやして騒がしいさま。「池蛙(ちあ)—として」〈織田訳・花柳春話〉
けん‐けん
[副]キジ・キツネなどの鳴き声を表す語。
けん‐けん
[副](スル)ものの言い方や態度がとげとげしいさま。つんけん。「—(と)した言い方」
けんけん‐がくがく【喧喧諤諤】
[ト・タル][文][形動タリ]《「けんけんごうごう(喧喧囂囂)」と「かんかんがくがく(侃侃諤諤)」とが混同されてできた語》大勢の人がくちぐちに意見を言って騒がしいさま。「—たる株主総会の会場」
けんけん‐ごうごう【喧喧囂囂】
[ト・タル][文][形動タリ]大勢の人がやかましく騒ぎたてるさま。「議論が紛糾して—たる場内」
喧喧(けんけん)囂囂(ごうごう)牛(うし)もうもう
喧喧囂囂(けんけんごうごう)の「ごうごう」と音の響きの似た「もうもう」を続けて、人々がやかましく騒いでいるのを冷やかしていう語。
けんけん‐ぱ
「けんぱ」に同じ。