けん‐ざん【献残】
大名が受けた献上物で不用のもの、使いきれないで残っているもの。
げん‐ざん【見参】
[名](スル)《「けんざん」とも》 1 参上して目上の人に対面すること。げざん。げんぞう。「婿が岳父(しゅうと)に—するという風に」〈鴎外・雁〉 2 目上の人が目下の者に会ってやること。げざん。...
けんざんばんしゅう【乾山晩愁】
葉室麟の歴史小説。元禄時代の絵師、尾形光琳と、その弟で陶工の尾形乾山をとりあげた作品。平成16年(2004)に第29回歴史文学賞を受賞。著者のデビュー作。
けんざん‐や【献残屋】
江戸時代、献残の払い下げを受け、それを商品にして行う商売。また、その商売を行う者。
けんざん‐やき【乾山焼】
元禄(1688〜1704)のころ、尾形乾山が京都の鳴滝(なるたき)で焼きはじめた楽焼き風の陶器。琳派(りんぱ)の画風を意匠化した、雅味のある絵付けが特色。
けん‐し【犬歯】
切歯(門歯)と臼歯(きゅうし)の間の歯。上下一対、左右に計4本ある。糸切り歯。肉食獣では発達して牙(きば)となる。
けん‐し【県史】
県の歴史。「—を編纂(へんさん)する」
けん‐し【剣士】
剣術にすぐれた人。剣客。
けん‐し【堅紙】
堅くて表面が平滑な紙。多くは筆記用紙であるが、クラフト紙に縮合系合成樹脂を含浸させた電気絶縁用紙もあり、トランク・メガホンなどにも使われる。
けん‐し【検死/検屍】
[名](スル)変死者などの死体を医師が調べること。解剖しないで、外側や表面から病死か変死かなどを検査することをいう。→検視