け‐はなし【蹴放し】
1 門・戸口の扉の下にあって内外を仕切る、溝のない敷居。 2 衣類などの、歩行のとき足のつま先に当たる部分。
け‐はらい【毛払い】
衣服のちりなどを払うために使うブラシ。木製の台に獣毛を植えつけたもの。
け‐はれ【褻晴れ】
褻のときと晴れのとき。日常と、儀式ばった特別のとき。「ことにうち解けぬべき折節ぞ、—なくひきつくろはまほしき」〈徒然・一九一〉
け‐ば【毛羽/毳】
1 紙や布などの表面がこすれたりしてできる、細かい毛のようなもの。また、畳の表面などのささくれ。けばけば。「—が立つ」 2 蚕が繭を作るとき、足がかりとして最初に張る糸。 3 地図で山の形や傾斜...
けば・い
[形]《俗語。「けばけばしい」の略》品がなくはでなさま。特に、化粧がどぎつくて、はでなさま。
けば‐おち【毛羽落ち/毳落ち】
タオル地などの織物の表面から、地の繊維が毛のようにはがれ落ちること。
け‐ばく【繋縛】
1 仏語。心が煩悩(ぼんのう)や外界の事物にしばられて、迷いの状態にあること。 2 「けいばく(繋縛)」に同じ。「言葉に花を咲かせんと思ふ心に—せられて、句長(くなが)になるなり」〈申楽談儀〉
けば‐けば【毳毳】
「毛羽(けば)1」に同じ。
けば‐けば
[副](スル)どぎつく、はでなさま。「—と飾りたてる」「—した服装」
けばけば‐し・い
[形][文]けばけば・し[シク]品がなくはでなさま。特に、色彩などがどぎつくて、はでなさま。「—・く化粧した顔」 [派生]けばけばしさ[名]