げき‐せい【激成】
[名](スル)刺激して事を引き起こすこと。また、いっそう激しくすること。「非常な反感と、従ってそれを—するような立場に」〈葉山・海に生くる人々〉
げき‐せい【激声/劇声】
1 はげしい声。興奮して発する声。 2 はげしく、大きな音。「数千の砲を発すれば—山野に響渡りて」〈染崎延房・近世紀聞〉
げき‐せき【闃寂】
[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりと静まり、さびしいさま。げきじゃく。「深夜—として、四望(しぼう)人なく」〈漱石・吾輩は猫である〉
げき‐せつ【激切】
[名・形動]非常にはげしく厳しいこと。また、そのさま。「彼の—なる態度容姿の漸く減少なすにいたれば」〈逍遥・小説神髄〉
げき‐せん【激戦/劇戦】
[名](スル)はげしく戦うこと。はげしい戦い。「—地」「選挙の—区」
げきせん‐く【激戦区】
1 立候補者の多い選挙区。「少数の議席をめぐり—となる」 2 同業店が多く建ち並び、売り上げをはげしく争っている地域。また、同業者が多く、競争のはげしい業界。「ラーメン店の—」「新興企業が—に参...
げきせん‐ち【激戦地】
はげしい戦いが行われている、または行われた土地。「太平洋戦争の—」
げき‐ぜつ【鴃舌】
《鴃(もず)のさえずりの意》外国人の話す、意味のわからない言葉をいやしめていう語。
げき‐ぜん【闃然】
[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりと静まりかえっているさま。「羅馬(ローマ)の市(まち)にて—たる午時の街(ちまた)を行く人は」〈鴎外訳・即興詩人〉
げき‐ぞう【激増】
[名](スル)数量がはげしい勢いでふえること。「都市人口が—する」⇔激減。