わわく【枉惑】
「おうわく(枉惑)」の音変化。「—のやつばらの智者げなれば」〈日蓮遺文・智妙房御返事〉
こうこつ‐かん【硬骨漢】
意志が強く、権力に屈せず、容易に自分の主義・主張を曲げない男。
こう‐こつ【硬骨】
[名]脊椎動物の硬骨魚類以上にみられる骨格を形成している組織。普通の骨(ほね)。炭酸カルシウム・燐酸(りんさん)カルシウムを大量に含み、硬い。⇔軟骨。 [名・形動](「鯁骨」とも書く)意志が...
こうざん‐ちょう【高山蝶】
高山帯に分布するチョウ。日本ではアサヒヒョウモン・ウスバキチョウ・タカネヒカゲのほか、それより低い所でもみられるミヤマモンキチョウ・クモマベニヒカゲなども含めていう。
げん‐げ【玄華】
スズキ目ゲンゲ科の海水魚の総称。体は細長く側扁する。寒海に分布し、日本近海でみられるアゴゲンゲ、カンテンゲンゲ、ノロゲンゲなどは食用。
こい‐の‐つま【恋の端】
恋のきっかけ。「今は何につけてか心をも乱らまし。似げなき—なりや」〈源・真木柱〉
げんおん‐き【弦音器】
昆虫類の感覚器官の一。外部の音や振動を捉える聴覚器官で、脚・触角・ひげなどに分布。弦音器官。
ごう‐ちょく【剛直】
[名・形動]気性が強く、信念を曲げないこと。また、そのさま。「昔気質の—な人柄」 [派生]ごうちょくさ[名]
げなげな‐ばなし【げなげな話】
《文末に伝聞の意を表す「げな」を用いるところから》昔話のこと。
けなげ‐だて【健気立て】
けなげなふりをすること。勇ましさや殊勝さをよそおうこと。「—をいふも、ただ畳の上の広言なり」〈仮・伊曽保・下〉