見参(げんざん)に入(い)・る
(「入る」が四段活用の場合)貴人に対面する。お目にかかる。「法皇の—・らばや」〈平家・四〉
(「入る」が下二段活用の場合)貴人に対面させる。お目にかける。「頸をば判官の—・れんとて取りてゆく...
げんざん‐の‐いた【見参の板】
清涼殿の孫庇(まごびさし)の南端にあった床板。1枚だけ釘づけにしないでおいたので、そこを踏めば音がし、見参した者の出入りがわかった。鳴板(なるいた)。げざんのいた。
げん‐し【元巳】
陰暦3月3日の異称。上巳(じょうし)。《季 春》
げんし【元史】
中国の二十四史の一。元の歴史を記したもの。明の宋濂(そうれん)らの撰。1370年成立。本紀47巻、志58巻、表8巻、列伝97巻の全210巻。文字や記述に乱れがあり、1919年に柯劭忞(かしょうび...
げん‐し【元始】
物事のはじめ。おこり。「—女性は太陽であった」〈平塚・青鞜・創刊の辞〉
げん‐し【幻視】
幻覚の一。実際にはないものが、あるように見えること。
げん‐し【玄旨】
物事の奥深い内容。深遠な道理。
げん‐し【言詞】
ことば。言辞。言語。
げん‐し【原子】
1 物質の基本的構成単位で、化学元素としての特性を失わない、最小の微粒子。原子核とそれを取り巻く1個または複数個の電子からなり、大きさは約1億分の1センチ。 2 「原子核」「原子力」「原子爆弾」...
げん‐し【原糸】
織物を織る場合、または、撚糸(ねんし)を作る場合に、もとになる糸。