こう‐けん【効験/功験】
《古くは「こうげん」とも》ききめ。効能。効果。「—あらたかな妙薬」「神仏の加護良薬の—で」〈鴎外・阿部一族〉
こう‐げん【公言】
[名](スル)人前で隠しだてすることなく堂々と言うこと。「—してはばからない」
こう‐げん【巧言】
巧みに言い回した言葉。口先だけでうまく言うこと。「—に惑わされる」→巧言令色
こう‐げん【広言/荒言】
[名](スル)無責任に大きなことを言い散らすこと。また、その言葉。「—を吐く」「偉そうなことを—する」
こう‐げん【広原/曠原】
広々とした野原。
こう‐げん【光源】
光を出すもと。太陽や電球。
こう‐げん【抗言】
[名](スル)相手に逆らって言い張ること。また、その言葉。「主筆に—するだけの勇気も出ず」〈魯庵・社会百面相〉
こう‐げん【抗原】
生体内に入ると抗体をつくらせる原因となる物質。一度抗体ができると、次に侵入した同じ原因物質と特異的に反応する。異種のたんぱく質や多糖類・毒素・微生物などが抗原となりうる。
こう‐げん【後言】
1 当人のいないところで言う悪口。かげごと。かげぐち。「面従—」 2 物事が終わったあとで、異議や不服などを言うこと。「これは何の—を言はせ申し候ふぞ」〈古活字本平治・下〉
こう‐げん【荒原】
1 荒れ果てた野原。荒野。 2 植物群系の一。気候条件などが厳しく、特定の植物がまばらにしか生育できない所。乾荒原(砂漠)・寒地荒原(ツンドラなど)・海岸荒原(砂丘)などに分けられる。