こがね‐しだ【黄金羊歯】
リョウメンシダの別名。
こがね‐たけ【黄金茸】
カブラマツタケ科のキノコ。秋に草地に群生。高さ10〜15センチで黄金色をしている。 [補説]食用とされることもあるが、中毒例も報告されている。
こがね‐づくり【黄金作り】
金でつくること。また、金めっきや金銅などで装飾すること。また、そのもの。
こがねづくり‐の‐たち【黄金作りの太刀】
太刀の金具を金銅づくりにしたもの。
黄金(こがね)と侍(さむらい)は朽(く)ちても朽(く)ちぬ
金が長く輝きを失わないように、武士の名誉も永久に朽ちない。
黄金(こがね)の釜(かま)を掘(ほ)り出(だ)したよう
《中国の二十四孝の一人郭巨(かくきょ)が母を養うため、口減らしに自分の子を埋めようとして、黄金の釜を掘り当てたという故事から》思いがけない幸運に出会うことのたとえ。
こがね‐の‐きし【黄金の岸】
極楽浄土にあるという七宝の池の岸。また、一切の煩悩(ぼんのう)から解脱(げだつ)した涅槃(ねはん)の境地。「暁到りて、浪の声—によするほど」〈新古今・釈教・詞書〉
こがね‐の‐ことば【黄金の言葉】
「金言(きんげん)2」に同じ。「法(のり)の教へは朽ちもせぬ、—重くせば」〈謡・実盛〉
こがね‐の‐なみ【黄金の波】
黄金色に輝く波。金波(きんぱ)。また、黄色く実った稲穂が風に揺れるようすを波に見立てていう。
こがね‐の‐もじ【黄金の文字】
金泥で書いた文字。金文字。「—の御経、帝の御手づから書かせ給ひて」〈今鏡・一〉