こ‐ぎみ【小君/子君】
平安時代、貴族の年少者に対する愛称。「—召したれば、参る、とて」〈源・帚木〉
こ‐ぎみ【故君】
死んだ貴人を敬っていう語。「—の御為に…多宝の塔造らせ給ひて」〈宇津保・忠こそ〉
こぎ・みる【漕ぎ回る】
[動マ上一]舟を漕いでまわる。こぎめぐる。「島伝ひ敏馬(みぬめ)の崎を—・みれば大和恋しく鶴(たづ)さはに鳴く」〈万・三八九〉
こぎ‐もど・す【漕ぎ戻す】
[動サ五(四)]舟を漕いでもとの所に戻す。「船を—・す」
こ‐ギャル
《ギャルは、gal。多く「コギャル」と書く》女子高校生や若い女性をさす呼称。特に、髪を茶色に染め、制服のスカートの丈を短くし、ルーズソックスを履くなどのスタイルをとるものをいう場合が多い。 [補...
こ‐ぎよう【小器用】
[形動][文][ナリ]《「こきよう」とも》 1 なんでも一応はじょうずにできるさま。小手先がきくさま。「—な文章を書く」 2 少しばかり目先がきくさま。「—に立ち回る」
こぎ‐よ・せる【漕ぎ寄せる】
[動サ下一][文]こぎよ・す[サ下二]舟を漕いで、ある物や場所の近くに寄せる。「小舟を岸に—・せる」
こ‐ぎり【小切り】
1 物を小さく切ること。また、そのように切ったもの。 2 少しずつ値切ること。多く「値切り小切り」の形で用いる。
こぎり‐め【小切り目】
[名・形動ナリ]技などが細かいこと。器用なこと。また、そのさま。「—に仕立つる男ならば、髪短かるべし」〈色道大鏡・二〉
こ‐ぎ・る【小切る】
[動ラ五(四)] 1 小さく区切る。「彼の体を心配して…お豊が酒を—・るのも」〈里見弴・多情仏心〉 2 値切る。「値段はもっと—・ることが出来るし」〈武田・銀座八丁〉