こし‐け【腰気/帯下】
「下(お)り物」に同じ。
こ‐しげ・し【木繁し/木茂し】
[形ク]木が茂っているさま。枝葉が生い茂っている。「いと—・き中より、篝火(かがりび)どもの影の」〈源・薄雲〉
こし‐こく【越石】
江戸時代、知行割りの際に一村の村高では不足が生じたとき、隣村の村高から補う不足分のこと。
こし‐こばた【腰小旗】
昔、戦陣で武士が腰にさして目印とした小旗。腰ざし。
こしごえ【腰越】
神奈川県鎌倉市南西端の地名。源義経(みなもとのよしつね)が腰越状を書いた地。鎌倉時代には、鎌倉の外の宿駅。
こしごえ‐じょう【腰越状】
文治元年(1185)平家討滅後、源義経が兄頼朝の命に反したという理由で鎌倉に入ることを許されず、無実を訴えて腰越から大江広元あてに、頼朝へのとりなしを依頼して出したという書状。
こし‐ごろも【腰衣】
僧尼が腰につけた短い黒色の衣。ひだがあり、袴に似る。裙(くん)。
コシサウルス【(ラテン)Koshisaurus】
中生代白亜紀前期に生息したイグアノドン類の恐竜。福井県勝山市北谷町で化石が発見され、平成27年(2015)新種と認定された。 [補説]正称はコシサウルス・カツヤマ。コシは越の国にちなむ。
こし‐さげ【腰下げ/腰提げ】
印籠(いんろう)・タバコ入れ・巾着(きんちゃく)などのように、腰にさげて携帯するもの。
こし‐ざし【腰挿(し)/腰差(し)】
1 腰にさすこと。また、腰にさして持ち歩くもの。矢立ての類。 2 褒美として賜る、巻いた絹。腰にさして退出するのでいう。こしづけ。わきざし。「白き細長一襲(ひとかさね)、—などまで次々に賜ふ」〈...