こし‐ざん【腰桟】
唐戸(からど)の桟の、中ほどより少し下部にある横桟。帯桟。
こし‐しょうじ【腰障子】
高さ30センチほどの腰板のついた障子。《季 冬》
こし‐じ【越路】
北陸道の古称。越の国へ行く道。「恐(かしこ)みと告(の)らずありしをみ—の手向(たむけ)に立ちて妹(いも)が名告りつ」〈万・三七三〇〉
こし‐じろ【腰白】
腰の辺りを白く染め残した腰変わりの小袖。
こしじろ‐きんぱら【腰白金腹】
カエデチョウ科の鳥。全長12センチくらい。全体に黒褐色で腹と腰だけが白い。インドから中国南部・スマトラに分布。ジュウシマツの原種とされる。壇特(だんどく)。
こしじろ‐やまどり【腰白山鳥】
キジ科の鳥でヤマドリの亜種。九州南部に生息。雄は尾が長く、全体に濃い赤褐色で腰の部分が白い。
こし‐ぜに【腰銭】
小出し用に巾着(きんちゃく)などに入れて持ち歩いた小銭。「あるいは煙管筒又は—、思ひ思ひの身ごしらへをかしく」〈浮・栄花一代男〉
こし‐ぞり【腰反り】
刀の反りの中心が、柄(つか)に近い方にあるもの。備前反り。→先反り
こ‐した【袴下】
旧陸軍用語で、ズボン下のこと。
こし‐たけ【腰丈】
腰までの高さ。腰までの長さ。